借金の理由。メモ。

僕には借金がある。 サラ金2社から170万円、奨学金が300万程。 これを多いと取るか少ないと取るかは人次第だけど、僕は無職で、失業保険から月々の返済を行なっているわけなので、絶体絶命と言っても差し支えないだろう。 漫画のウシジマくんに書いてあった…

営業マン

外回りから帰ってきたら、職場の人たちが輪になっていた。地下鉄で泥酔してウンコを漏らしてる男の動画を会社の人が見ているらしく。みんなが爆笑してた。 20分くらい話が盛り上がっていたんだけど、要約すると「気持ちが悪い」を連呼しているだけだったと…

山手線

いまが山手線の何駅なのか関係なくなって、もう1年が経つ。精神障害と交通事故で仕事を干されたのが丁度1年くらい前。窓際社員としても営業マンとしても中途半端な僕は、首都圏営業部に配置され比較的ラクな担当先を任された。窓際社員として“優遇”されてい…

第1ボタン

なんで第1ボタンを締めなければいけないんだろう。ずっと、そんなことを考えていた。第1ボタンを締めないことで教師?大人?やら社会みたいなものに反抗する気マンマンの彼らを横目に、第1ボタンを締めながら疑問を抱き続けていたのが僕だ。 彼らには、「第1…

夢をみた

夢を見た。 夢のなかで彼女は、ごめんね。としきりに呟きながら僕を抱き締めた。 滑らかなタッチで僕の太ももを撫でる。女性らしいスベスベとした手先が僕の喉元をくすぐった。滑らかな肌の女の子はタッチも滑らかであることを初めて知ったところで、本物の…

魔法のi らんど

■鍵を掛けようとしたことも、一番お気に入りのコートを着て出ていこうとしたことも、社用携帯の電池を確認してから電源を落としたことも。この逃避行がごっこ遊びであることを物語っていた。キッカリと6時間の睡眠をとった僕の頭は冴え渡り、ケータイ電話が…

街の名物おじさん

■清潔感至上主義の障害はパートナー呼称。無マンコ気取り糞女が考え出した差別用語。リーズナブルな着回しをすることしか脳がない特権階級の歯糞を分解する清潔感こそが普通の人間だから歯糞が歯糞であると俺は気づいている。歯糞に触れることすらなかった俺…

伊集院光と僕

伊集院光は饒舌だ。健やかなるときも、病めるときも、師匠が死んでも、愛犬が死んでも。マイクの前にいる彼は饒舌である。 僕が、当たり前のように女に捨てられたときも、社会に溶け込むことは困難であると医学が証明してしまったときも、部屋で天井を見つめ…